海外で使えるお得なデビットカード3選【長期滞在向け】

デビットカード

海外に行った際に行う現地通貨への換金、とりあえず一旦は空港で両替をする方が多いと思いますが、実は空港での外貨両替はかなりレートが悪いことはご存知でしょうか。

 

現地で現金を引き出すときは、空港などの両替商の窓口で外貨両替するよりも

「デビット機能付き国際キャッシュカードで口座から現地通貨を引き出す」方がお得になるケースが多いのです。

 

 

本記事では

 

・現金を引き出すのにデビットカードが便利な理由とそのメリット

 

・実際に現金を引き出すのに使えるおすすめのデビットカード

 

を紹介していきます。

 

 

「今までカードを海外で使用する選択肢なんてなかった…」

「実際カードは持って行っていたけどもっと便利で安いデビットカードがあるなら知りたい!」

 

こういう方々の疑問に応えていきたいと思っています。

 

では見ていきましょう!

 

デビットカードで海外でATMから現金を引き出そう

「国際キャッシュカード」は、国内で利用する銀行のカードが海外でも使えるように機能を広げたものです。

 

海外では、例えば留学の場合は学校に払う現地費用(VISA更新・光熱費・教材費)など、必要な時に必要な分だけ現地の通貨を所持しておきたい!という場面がよくあります。

 

そもそも欧米以外はキャッシュレスが進んでいない地域が多く、現金でしか取り扱いできないような飲食店や小売店が当たり前のようにあると考えておいたほうが良いです。

 

 

支払うことになるレート+αの手数料はまちまちですが、一般的に、空港などで外貨両替するよりも安く、日本にある口座から現地通貨を現金で引き出す手軽でメジャーな方法なのです

 

海外で使える銀行のキャッシュカードは減っている

近年になって、現金を引き出す機能を有するのみの通常の国際キャッシュカードは徐々にその役割を終えつつあります。

 

直近では「新生銀行」が海外ATMの利用(インターナショナルキャッシュサービス)を2018年12月8日で終了することが発表されました。

 

現金を引き出すなら「デビット機能付きキャッシュカード」

一般的な国際キャッシュカードが少しずつ消えていく中、従来のキャッシュカードの機能を残しつつ、用途を広げているのが、日本でも一般的に見られる「デビット機能付きキャッシュカード(以下デビットカード)」です。

 

 

楽天銀行などのネット銀行が通常のキャッシュカードやクレジットカードと合わせて発行している事が多い「デビットカード」。

 

キャッシュカードのように現金を引き出す機能をもちながら、「ショッピングなどの支払いで使える」「ポイント/キャッシュが還元される」などの利点があり、非常に有用です。

 

デビットカードが現金の引き出しに便利な理由

審査がなく、未成年でも申し込める

多くのデビットカードは15歳以上(高校生以上)から申し込むことができるので、未成年の方が留学するような時に重宝します。

 

就労経験のないであろう高校生が作ることができるのも、クレジットカードと違い、自分の登録口座にある金額以上のお金が支払われることがなく、信用力がなくても問題がないからです。

 

もちろん収入や職歴の有無による審査で落ちることはなく、簡単に作ることができます。

 

※カードによっては16歳以上からの申込みとなる場合もあります

使い込みすぎることがない

一般的なショッピングの場合、デビットカードでは登録口座から即時で支払われるので、自身の支払い能力を超えることはありません。

 

クレジットカードの使用でありがちなように、無理な買い物ををして翌月の支払いに窮することもなく、適切に口座のお金を利用することができます。

 

安全に両替ができる

例えば、フィリピンの現地通貨ペソを1万円を下回る程度で調達したい場合、特定の優良両替商では、普通のデビットカードより安く現金を引き出すことができるケースもあります。

 

しかし、そういった優良な両替商だからこそ、渡される紙幣が数枚抜かれていたり、店の外では両替前後を狙った犯罪も起こりえます。デビットカードでの現金引き出しは、町中で手軽に人の手を介さずに取引ができるという点で、防犯上安全であると言えます。

 

デビットカード利用の上で考慮しておくべきこと

利用は出金のみ

海外ATMでは入金や残高照会ができません。

 

ATMでのトラブルに注意

海外のATMでは往々にしてお金やカードが吸い込まれたまま帰ってこないというケースが存在します。

 

そのような事態に遭遇してしまった場合は、金融機関の係員にセル名してカードの変換や現金の返還を依頼しましょう。即日で完了しない場合もありうるので注意が必要です。

 

デビットカードが使えない場所がある

 

・高速道路でのご利用

・飛行機の機内販売や一部の券売機など、カード利用のオンラインチェックができない先

・ギャンブル目的での利用

・海外ガソリンスタンドや券売機で郵便番号(ZIP-CODE)認証が必要な加盟店でのご利用など、利用国独自の本人確認システムが導入されている取引

 

 

ATMでの引き出しとは直接関係ありませんが、以上の場合においてはデビットカードは使えないので注意しましょう。

海外ATMで現金を引き出せるおすすめデビットカード

デビットカードによる現地通貨の引き出しにもサービス利用時の「ATMでかかる手数料(海外事務手数料+ATM出金手数料)」は課されますが、少なくとも日本国内の空港や現地空港(フィリピン)の両替商で現地通貨を引き出すより格段に安いのが、デビットカードでの取引の利点です。

 

以下はデビットカードごとの海外利用時の手数料と海外ATM出金手数料をまとめた図表です。

 

デビットカード海外事務手数料ATM出金手数料
JNB Visaデビット海外レート+3.02%無料
セブン銀行デビットカード海外レート+3.0%108円(税込)
三菱UFJ-VISAデビット海外レート+3.0%108円(税込)
住信SBIネット銀行デビットカード(おすすめ)海外レート+2.5%(米ドルを利用で米ドル決済した場合キャッシュバック)or
海外レート+2.5%(米ドルを円貨決済、米ドル以外を利用)
無料
楽天銀行デビットカード(JCB)海外レート+3.024%無料
楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)
・楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)(おすすめ)
海外レート+3.024%無料
ソニー銀行デビットカード(ソニーバンクウォレットVISA)(おすすめ)・海外レート+1.76%
・無料(外貨預金口座から対象10通貨でのショッピング)
216円(外貨預金口座なしの場合or指定通貨10種類以外のATM利用の場合)

 

※別途現地の金融機関からATM設置手数料がかかる場合あり。(フィリピンの某ATMでは250ペソ=約535円)

 

上記の手数料から、実際に便利と言われているカードがどういうものなのか見ていきましょう。

 

 

今回は、「ATMでの現金引き出す」上での観点から、①「ATM使用時の手数料(海外事務手数料+ATM出金手数料)が安く抑えられるか」②カードならではの特典(ポイント・キャッシュバックなど)を基準としておすすめのデビットカードを選抜しました。

 

ソニーバンクウォレット(VISA)(カード払い時)

海外事務手数料最安の1.76%を叩き出すソニーバンクウォレットVISA、フィリピンではペソが現地通貨のため、圧倒的な安さ、とはいきませんが、堂々の選出です。

 

ソニー銀行の口座を開設できる15歳以上の方が申し込むことのできるカードです。

 

VISA/PLUSのマークがついた海外ATMなら基本的にどこでも現地通貨を引き出すことができます。

 

特徴

・開設済みのソニー銀行で「外貨預金口座」を開いておくことで、そこからダイレクトに外貨を使う(ショッピング利用)ことができます。

この場合、ソニー銀行の海外事務手数料1.76%はかかりません。また、外貨預金が足りない場合でも、自動的に不足分だけい、普通口座から外貨をチャージしてくれるので心配はありません。

 

・PlayStation™Network/PlayStation™Store で利用すると2%、また、普段の国内利用の場合でも毎月0.5%、利用者のステータスに応じて最大2%、キャッシュバックされます。

 

ソニーバンクウォレットの海外での利用について
 

 

 Sony Bank WALLET
年会費無料
ATM 手数料無料(外貨口座で海外ATMから引き出す場合&対象10通貨を海外ATMで引き出す場合)
海外事務手数料1.76%(外貨口座&対象10通貨でショッピングする場合は無料)

 

住信SBIネット銀行Visaデビット付きキャッシュカード

住信SBIネット銀行の口座開設ができる15歳以上の人が申し込み可能なカードです。

 

VISA/PLUSのマークが付いた海外ATMでも現地通貨を引き落とすことができます。

 

特徴

住信SBIネット銀行に米ドルの普通預金口座を持っていれば、海外での利用の際に直接米ドルを利用することができます。米ドル決済で指定した際に、海外事務手数料2.50%分を支払う必要がありますが、こちらの事務手数料は年間30回まで全額ポイントバックされます。

 

・月間の買い物や支払いの利用金額1000円ごとに6ポイント貯まります。

 

・Visa pay Waveでの支払いができます。日本国内・海外のVisa pay Waveのある加盟店でカードリーダーにかざすことで簡単に決済が行えます。カードを店員に手渡すこともないので、セキュリティ面でも安心と言えるでしょう。

 

 

 住信SBIネット銀行の Visa デビット付のキャッシュカード
年会費無料
ATM 手数料無料~108円
(銀行口座の残高による)
海外事務手数料2.50%

 

楽天シルバー・ゴールドデビットカード(VISA)

楽天銀行の口座を開設できる、16歳以上の人が申し込みできるデビットカードです。

 

楽天銀行のデビットカードは優待特典が多いゴールドデビットカードと、シルバーデビットカードがあります。

 

VISA/PLUSのマークが付いた海外ATMでも現地通貨を引き出すことができます。

特徴

・ゴールドカード、シルバーカード共に1000円の利用に付き10ポイント、楽天スーパーポイントが付与される特典があります。

楽天市場やローソンなど楽天会員ならではのポイントとして様々な場面で使える汎用性の高いポイントですね。

 

・ゴールドカードの場合、国内旅行/海外旅行傷害保険、ショッピング保険、VISAゴールド特典、海外利用サポート24時間日本語サービスといった様々な特典がついています。

シルバーカードの場合は、ショッピング保険がついています。

 

 

 楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)楽天銀行シルバーデビットカード(VISA)
年会費5,400円(税込)2,160円(税込)
ATM 手数料無料無料
海外事務手数料3.024%3.024%

 

国際キャッシュカードで手軽に安全に現金を引き出そう

ここまで、国際キャッシュカード、中でもデビット機能付きのキャッシュカードに焦点を当てて、海外のATMで使えるデビットカードを説明してきました。

 

海外で現金を持たなければいけないケースもまだまだ多いので、手軽にかつ安全に現金を引き出すことができる準備を海外に行く前にしてしまうことが望ましいです。

 

 

HANASERUでは、フィリピン留学に必要な諸手続きも合わせて、フィリピンへの留学経験豊富なあなたのフィリピン留学をサポートしていきます。

 

本記事では「デビットカード」を使った現金の扱いについて説明をしてきましたが、お金周りの悩みは簡単に解消できるものではありません。やっぱり1人では準備が大変だなと思った方は以下のLINE@から気軽に相談ください。

 

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