【どこよりも詳しい】CIPの体験留学レビューまとめ
クラーク国際空港から車で約20分ほどの距離に位置する、フィリピンの中でも発展が著しいクラーク地区にある語学学校『 CIP 』に取材を行ってきました(2019年9月)。授業の様子や生活する上で欠かせない、学校周辺の環境、寮の様子を拝見させて頂いたので、そのレポートをまとめていきます。
取材の結果、『CIP』はこんな人におすすめです!
・多国籍な環境で留学したい方
・ネイティブ講師の元でスピーキング・リスニング力・発音をしっかり身につけたい方
・EOPや門限などの規則がしっかりした環境で学習に集中したい方
CIPの学校詳細や気になるコースや料金はこちらから。
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CIPの特徴や強み
ネイティブ講師による授業でスピーキングと発音に特化
CIPには優秀なフィリピン人講師はもちろんですが、アメリカ人やイギリス人講師も在校します。フィリピン留学は欧米留学と比べて格安で留学ができることで人気ですが、CIPでは格安料金でネイティブ講師から英語を学ぶことも可能です。
アメリカ人とイギリス人講師が在籍しているので、アメリカン・ブリティッシュアクセントの両方を学びながら、発音はもちろんスピーキングに特化した授業も受講できます。
多国籍な環境で授業外でも英語を使う機会がたくさん!
CIPの魅力の1つとして、多国籍な生徒比率があります。日本人の学生以外にも、台湾・韓国・ベトナム・モンゴル・タイのアジア圏を中心とした国の生徒も在校します。また前述した通り、講師陣も国籍豊かですので授業外でも英語環境を作ることができます。
さらにCIPの校風の1つとして、一般的な学校は多国籍な国籍比率でも同じ国籍の生徒同士で固まりがちなのがリアルですが、CIPではそのような壁を超えて様々な国籍の生徒が仲良く会話している場面を何度も見受けられました。
クラーク・アンヘレス地区は国際的な経済都市で治安が良い!
最近では日本からクラークまでの直行便が開通するなど、クラークという都市はかつての歴史の名残でアメリカ人が生活していたり、多国籍企業が進出するなど国際的な経済都市です。そのためセキュリティなどが整い治安が良いと評判です。(一部繁華街では注意が必要です。)
また学校から定期的にショッピングモールへのシャトルバスが運行しているので、安全に街中に出かけることも可能です。
CIPの学生基本情報
人数 | 定員100名 |
国籍比率 | 日本30%、韓国・中国・台湾・ベトナム・モンゴル10% |
男女比 | 女性6:男性4 |
年齢層 | 20代前半~30代が多い |
CIPは少人数制の学校でもなく、マンモス校でもなく中規模な韓国資本の語学学校です。日本人スタッフが常に在校しているので、多国籍な環境の中でも比較的日本人から人気です。生徒比率は全体の3割ほどを占めています。
男女比はやや女性が多く、年齢層も若い方が多かったです。またCIPは企業研修の受け入れもされているので、社会人の方も在校されていました。
CIPの料金やコースについて
CIPには英語の四技能(リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング)を身に着けるESLコース(ESLコースの中にも細分化されたコース種類あり)や各試験(IELTS、TOEIC等)対策コースやビジネスコースなど幅広いコース内容で生徒のそれぞれの留学目的を満たせます。
また1ヶ月の最安授業料金は約130,000円からのご案内です(ESL Liteコース、3人部屋)
詳しい授業数や料金はこちらから!お気軽にご相談ください。
CIPの立地について
アクセス方法
<クラーク国際空港から>
クラーク国際空港から約20分の距離にあります。空港からはGrab Taxiの利用をオススメします。
Grabの使い方はこちらから。
<マニラから>
クバオのビクトリーライナーのバスステーションでDAU行きに乗る(約150ペソ)
↓
DAUで下車(渋滞がなければ約2~3時間。トイレ休憩がないので気をつけてください。)
↓
DAUからGrabでCIPへ(約20分)
周辺環境
近場のモール
・NEPOモール(車で約5分)
・Smクラーク(車で約15~20分)
・マーキーモール(車で約15~20分)
周辺には3つのモールがありました。基本的にモールには日用品から食料品などが揃うのでこだわりがあるものや日本でしか手に入らないもの以外は特に持参する必要はないと思います。
また学校からNEPOモールとSMクラーク、コリアンタウン行きの無料シャトルバスがありますので、そちらを利用すると費用を抑えながらかつ安全に行けると思います。
ただし、シャトルバスは決められた時間しかないので注意が必要なのと、事前にオフィスに行って紙に名前を記入する必要があります。定員オーバーになると乗れない可能性があるので早めに計画しましょう。
Grab(タクシー配車アプリ)を利用して外出される方も多かったので、都合に合わせて利用するのがベストだと思います。
以下がシャトルバスのスケジュールです。(2019.9現在)
曜日 | 出発時間 | 行き先 | お迎え時間 | お申し込み期限 |
月曜日 | 18:30 | NEPOモール | 20:00 | 月曜日 16:00 |
金曜日 | 18:30 | コリアンタウン | なし | 金曜日 16:00 |
土曜日 | 13:00 | SMモール | 17:00 | 金曜日 16:00 |
周辺の食事どころ
車で約5分の距離にあるNEPOモール周辺にはNEPOエリアがあります。さらにその中にはNEPOクオードと呼ばれるレストラン街があり、そこにはおしゃれなレストランやスターバックス、マクドナルドといったフ
ァストフード店もありました。
コンビニ
コンビニはNEPOモールの近くにあり、残念ながら、徒歩圏内にコンビニは見当たりませんでした。
治安
治安は良好でした。
クラークはフィリピンの中でも近年急激に発展しており、かつては米軍基地があったので現在もアメリカ人などの欧米人がクラークで生活しています。街に出るとフィリピン人以外の方も見受けられました。
また発展しているところがフォーカスされがちですが、街には緑も多くて穏やかな空気が流れており、治安は良いと感じました。
また、学校のゲート前には24時間警備員が待機しているので、学校関係者しか入校できないシステムになっています。
取材時に学校に訪問した際も私は部外者と認識された為一度止められ丁寧に対応してくれました。
CIPの寮や宿泊施設について
今回は1人部屋に滞在させていただきました。
それではお部屋の中を紹介していきます。
部屋タイプ
部屋タイプは1人部屋・2人部屋・3人部屋と全部で3種類あり、2人・3人部屋にはそれぞれAタイプとBタイプがあります。
AタイプとBタイプの違いは、Aタイプがプールサイドの近くにある新しいお部屋で、Bタイプがジムの横に位置するお部屋です。
4週間留学の場合、Aタイプの方が$50高くなっています。8週間の場合だと$100高くなります。(2019年9月)
ベット
ベットのサイズは1人部屋のベットはシングルベットサイズで縦の長さは十分な大きさでした。
またその他の2,3人部屋は1人部屋に比べるとやや小さめでした。
シーツの交換頻度
シーツはお手伝いさんが2週間に一度の頻度で交換してくださいます。
バストイレ
トイレは紙は流せるか
基本的にフィリピンのトイレは紙は流せませんが、CIPのトイレは流すことが可能です。
しかし、街のレストランやカフェのトイレなどでは流せないことが一般的ですので、注意が必要です。
シャワーの水圧
水圧は日本水準とは言えませんが、十分な強さでした。
シャワーの温度
ウォーターヒーターが搭載されていて、温度調節も可能でした。
備品や収納
ハンガー
ハンガーは適当な量が用意されていました。もう少しハンガーが必要な方は現地で調達するのも1つだと思います。
金庫
貴重品を入れる用の金庫はありませんでしたが、クローゼットが施錠できるようになっているので、そちらに保管すればと安心かと思います。
勉強机
1人で勉強するのに十分なサイズの机が1人一台用意されていました。
コンセント
コンセントは3箇所あり、差込み口は合計で6つありました。
それぞれ、ベットの隣・机の裏・冷蔵庫の上にありました。
延長コードの必要性
充電したいデバイスが多い方や枕元に携帯電話を充電しながら寝たい方は、延長コードがあっても良いかもしれません。
ベット横のコンセントは足元付近に位置する為、携帯電話を充電しながら枕元に置けない様子でした。
空調
クーラーは長方形の日本でよく見かけるタイプでした。涼しく快適に利用できました。
清掃頻度
清掃は週2回行われます。その際、貴重品は必ずロッカーにしまう必要があります。
もしベッド上等に貴重品が置いてある場合はセキュリティー上ベッドメイキング等ができないルールになっています。ですので、日頃から貴重品はロッカーにしまうなどしてしっかり管理しましょう。
CIPの学校設備について
教室
教室はマンツーマン用とグループ教室含めて合計約100室あります。
自習室
自習室は24時間利用できます。
食堂
食堂はおそらく一番新しくて天井が高く、広々とした作りになっており綺麗でした。
常にエアコンが効いており快適です。また一階だけでなく、二階でも食事ができます。
ランドリー
洗濯頻度
週3回洗濯サービスを利用できます。
もし、柔軟剤や洗剤にこだわりがある方は自分で用意しカゴに洗濯物と一緒に入れて出すとその洗剤や柔軟剤を使って洗濯してくれます。
また自分で洗濯を行う場合は、特に曜日や回数の決まりがなくいつでも可能です。
ウォーターサーバー
フィリピンの水道水は飲料水ではありません。その為、CIPではウォーターサーバーが各ドミトリーと教室がある棟に完備されています。
コップなどは用意されていないので、タンブラーや水筒を持参するか現地で調達すると良いでしょう。
Wi-Fi
Wi-Fiは学校全域で利用が可能です。取材時に滞在した時はWi-Fiスピードも早くて、サクサクとインターネットが使えました。
Wifiスピード
基本的にはWi-Fiは快適に利用できるようですが、マネージャーさんいわく、たまにWi-Fiの調子が悪くなってしまうこともあるようです。
フィリピンではWi-Fiの調子が悪くなるのは珍しいことでは無いので、事前に理解しておくと良いでしょう。
また、生徒全員がWi-Fiを快適に利用できるよう、ドラマや映画などの大容量のダウンロードやオンラインゲームはルール上禁止しているようです。
全員がインターネットを利用できるように工夫されています。
医務室
医務室は校内にありますが常時ナースは医務室にいません。
提携先のドクターが往診してくれ、その際に医務室の設備を利用します。そして万が一、重症の場合は日本語対応をしてくれるジャパニーズヘルプデスクを利用します。
海外では何が起こるか予測できないので、事前に海外保険に加入しておくと良いでしょう。最近はクレジットカードに保険がついている場合もありますので、これを機にカードを作るのも良いでしょう。
その他の設備
ジム
ジムはあります。筋肉トレーニングの器具だけでなく、卓球やバトミントン、バスケットボール、バレーボールができるようになっています。
またボールやラケットなどの器具はゲート付近にあるガードマン室にあります。
その際、デポジットとして100ペソが必要ですが、器具を返却するときに払った100ペソは返金してもらえます。
なお、ジムは22時まで利用可能です。
プール
プールは21時まで利用可能です。
カフェ
NEPOモール周辺にスターバックスなどいくつかのカフェがありました。
また、学校から徒歩1分に距離に ”cat cafe” と呼ばれるカフェがあります。
今回は訪れることができませんでしたが、外観がおしゃれで料理もコーヒーも美味しいと生徒から人気のようです。
売店
校内に売店はあります。コーヒーやサンドイッチなどが売られており、小腹が空いた時や勉強の息抜きをしたい時などに便利です。
さらにコーヒーは一杯55ペソ(110~130円)で購入でき、本格的なコーヒーメーカで作ってくれるのでおすすめです。
ただし売店で売られている商品は基本的にはスーパーよりも若干価格設定が高めだったので、休日にスーパーに行って買いだめした方が安く済みそうです。
CIPの授業やカリキュラムについて
講師
CIPの講師はアメリカ人とイギリス人のネイティブ講師とフィリピン人講師の計約70名在校します。
講師の皆さんは毎朝8時から30分間、TESOLと呼ばれる英語を母国語としない人々への英語教育法を学ぶトレーニングから1日が始まります。
採用方法
採用方法としましては、英語能力を測る試験に合格すれば面接へと進みます。
応募者に講師経験があれば優遇するようです。
研修方法
講師は最初にESLコースのみ担当することが出来ます。
その後、生徒やマネージャーからの評価が一定を超えるとテストを受けます。
そのテスト内容がよければその他のコースのトレーニングを受け、実際に他のコースを担当するという流れです。
授業の詳細
マンツーマンクラス
今回はスピーキングクラスとESL(ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの四技能を学ぶ授業)の2つの授業を学びました。
ESLの授業では文法を主に教えて頂きました。日本の学校の授業のような座学ではなく、文法授業でさえも口に英語を出しながら細かいニュアンスやの違いやヒントを教えてくれました。
例えば、if を使う時は 3つの” im “が存在します。それは、
・Impossible(不可能な)
・Imaginary(想像上の)
・Improbable(起こりそうもない)
これらの要素が入ったときに if が使えます。という風に教えてくれました。
スピーキングのクラスではネイティブスピーキングという、フィリピン人が講師ではなくネイティブの講師による授業を受講しました。
今回はイギリス人女性が私の講師でした。
個人的にフィリピンで5年ほど生活している私は普段アメリカンイングリッシュに耳が慣れており、ブリティッシュアクセントが少し聞きづらく最初は苦戦しました。
次第に発音にも慣れて、ネイティブ特有の英語の使い回しやリアクションの仕方がとても新鮮で面白い授業でした。また、ネイティブの方がよく使う Idioms もたくさん説明してくれて、非常に勉強になりました。
今後イギリスでの活動やIELTS、TOEIC等を受験される方にとってブリティッシュアクセントの授業は大変よい機会だと感じます。
グループクラス
グループクラスもフィリピン人講師によるリスニングの授業とアメリカ人によるネイティブスピーキングの授業を受講しました。(先生1人に対し、生徒2人の割合でした)
リスニングではフィリピン滞在歴5年の私でも聞き取れない速さで、アクセントもブリティッシュアクセントだったので苦戦しました。とにかく早い英語を耳に慣れさそうとされていました。
具体的な授業内容は、紙に英文が書いてあり所々空欄になっている箇所をCDから流れてくる音声を聞き記入する。という授業でした。
少し難しかったですが、何度も何度もリスニングを繰り返すので耳のよい訓練になりました。
ネイティブのスピーキングクラスでは、教科書に添いながらアメリカ英語の使い回しなどを楽しく学ぶ内容でした。生徒がよく理解できない時はすぐにより簡単に言い換えて生徒全員が理解しながら進行していました。
オプションクラス
オプションクラスは毎朝と毎晩行われます。どの生徒でも受講できるようになっています。
先生の変更の仕組み
先生を変更したい場合は事前にマネジャーに相談が必要ですが、週1回先生を変更する申し出ができます。
教材
教材は、ケンブリッジ・オックスフォードなど全てイギリス英語機関のものを採用しています。
CIPの学校規則
校内へのアルコール持ち込み、異性の部屋へ一歩でも入ることは禁止されています。
万が一ルールを破った場合1発で強制退学になります。
門限
門限は下記の通りです。
・平日:23時
・金、土曜日/祝日の前日:24時
外泊の可否
基本的にはクラークとアンヘルスでの外泊許可は出ません。
しかしそれ以外の地域、マニラやバギオといった遠出での外泊は許可されます。
EOP(母国語禁止ルール)
CIPにはEOPルールがありますが、あまり厳しく取り締まられていないようです。母国語で会話している生徒もみられました。
しかし、昼食中や休憩中、またジプニー(フィリピンの乗り合いバスのような交通機関)でショッピングに行く際には異なる国籍同士の生徒と過ごし、英語が飛び交っている光景をよく見ました。
学校側がEOPの取り締まりを厳しくしない中でも、生徒さんが自発的にEOPを積極的に守られている環境には大変感心しました。
授業出席
万が一、無断欠席された場合は警告文書が渡されます。
体調不良や諸事情により授業を欠席される時は必ず、LINEにて報告が必要です。
また、無断欠席を3回以上すると対象の授業が4週間受講できなくなるので注意しましょう。
テスト
ESLコース:4週毎にテストがあります
試験対策コース:週1の頻度でテストがあります
スパルタコース:毎日テストを受けられます
CIPの食事
実際の食事メニュー
食事はビュッフェスタイルでした。
基本的にご飯・スープ・チキン・生野菜(レタス、キャベツの千切り、トマト、キュウリ)・キムチが毎食用意されていました。
フィリピンでは中々、生野菜を食べられる機会が少ないのでこのように毎食食べられるのは非常にありがたいです。
ご飯も美味しくいただきました。韓国資本の学校なので韓国テイストの料理が提供されます。生徒さんからは味付けは毎回変わるもののチキン系の料理が多いので少し飽きるという声もありました。
ただ土日もご飯が提供されるようなので、気軽に休日も学校で食事ができるのは嬉しいですね。
週末に日本人で集まり、みんなでカレーを作って食べたという生徒さんもいらっしゃいました。
シェフ
料理は毎回、フィリピン人のシェフが調理してくれます。
CIPのスタッフ
マネージャーについて
学校の運営を補佐するマネジャーはとても多国籍で、日本人はもちろん韓国人・中国人・台湾人・ベトナム人・モンゴル人が常駐します。これもCIPに様々な国の人たちが集まる理由の1つだと思います。
また日本人マネージャーは2019年9月現在、CIPに4年勤務されている今永さんと1人の学生インターン生が在校していました。
CIPのまとめ・総評(口コミ・レビュー)
いかがでしたでしょうか?
CIPが位置するクラーク・アンヘレスという都市は国際的な経済都市で、多国籍企業の進出や欧米人が滞在するなどフィリピンの中でも治安がよく発展が著しい地域です。
そんなクラーク地区で、生徒はもちろん講師やマネージャー含め学校全体が多国籍な環境のCIPは、英語学習だけでなく異文化理解や国際交流が気軽にできるでしょう。
授業においてもネイティブ講師による発音・スピーキングに特化した授業や各試験対策コースなど英語力を着実に向上させたい方はもちろん、日本人マネージャーが在校するので英語初心者の方にもおすすめです。
そんなCIPであなただけの留学を実現してみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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